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暑くなってからの部屋探しで失敗しないために|夏の賃貸選びのポイントと注意点

はじめに

夏が近づくと、暑さとともに引っ越しや部屋探しを検討する方も増えてきます。しかし、「暑くなってからの部屋探し」には、他の季節にはない注意点や落とし穴が存在します。本記事では、夏場の賃貸物件探しで失敗しないためのコツやチェックポイントを、実際の現場経験も交えてわかりやすく解説します。

なぜ夏に部屋探しをする人が増えるのか?

夏場に部屋探しをする理由は人それぞれですが、主に以下のような背景があります。

  • 転職・異動のタイミングが夏にある

  • 学生の夏休みを利用して引っ越しを検討する

  • 春の繁忙期を避けて、ゆっくり探したい人

  • 気温や湿度など、住環境を体感した上で判断したい人

とはいえ、真夏の部屋探しは「思った以上に過酷」です。暑さが厳しい時期には体力的にも消耗しやすく、判断力が鈍ってしまうこともあるため、しっかりとした準備と知識が必要です。


夏の部屋探しで注意すべきポイント

1. 内見は午前中に済ませるのがベスト

真夏の午後は気温が非常に高くなり、物件内見中に汗だくになってしまうことも。特にエアコンがまだ設置されていない部屋や、空き家で長期間換気されていない物件は、熱気がこもって不快感が倍増します。

ポイント:午前中の涼しいうちに内見予約を取るようにしましょう。

2. エアコンの設置・性能チェックは必須

「エアコン付き」と書かれていても、型が古かったり、風量が弱かったりする場合があります。また、エアコンが壊れていたり、入居前に取り換えが必要なケースもあるため、必ず以下を確認しましょう。

  • 冷風がきちんと出るか

  • 型番と年式(10年以上前なら注意)

  • リモコンの有無と動作確認

  • フィルターの汚れ具合

3. 日当たりと風通しを体感する

夏場は「西日が強すぎて部屋にいられない」なんてことも。逆に、風通しの良い物件なら、エアコンを使わずに過ごせる快適な住環境になることも。

チェックポイント:

  • 日の入り方(南向き・西向き)

  • 窓の位置と数、開けたときの風の通り道

  • 周囲の建物の影のかかり具合

4. 虫の多いエリアに注意

夏場はゴキブリや蚊などの虫が多く発生する時期。特に1階の物件や築年数が古い建物では、虫の発生リスクが高くなる傾向にあります。

  • 排水溝やベランダ周りの清潔さ

  • 網戸の有無と破れの有無

  • 共用部(廊下・ゴミ置き場)の衛生状態


夏におすすめの部屋探し条件

1. 高層階 or 風通しの良い角部屋

熱気がこもりにくく、風が通りやすい部屋は夏場でも快適に過ごせます。特に南東向きの角部屋は、朝の光で気持ちよく起きられ、午後の強い西日を避けられる理想的な条件です。

2. 遮熱カーテン・断熱ガラス付き物件

最近は遮熱性・断熱性に優れたガラスやカーテンが備えられている物件も増えてきました。冷房効率が上がり、電気代の節約にもつながるため、夏場に部屋探しをする際はぜひ注目したいポイントです。

3. 駅近+スーパー・ドラッグストアが近い物件

暑い中の買い物は大変。徒歩5分以内にスーパーやドラッグストアがあるだけで、夏の生活の快適さが格段に変わります。買い物に出る回数を最小限にできる環境は、生活の質を高めてくれます。


夏にお得な掘り出し物件を見つけるには?

春の引っ越しシーズンが終わった夏は、物件の動きが一時的に落ち着く時期でもあります。そのため、不動産会社としては空室を早く埋めたいという思いから、条件交渉がしやすいタイミングでもあります。

  • 家賃の値下げ交渉が通りやすい

  • フリーレント(最初の1ヶ月無料)付き物件が出やすい

  • 礼金・敷金ゼロ物件の数が増える

裏技:「長期間空室のままの物件」は、設備更新やクリーニング条件の交渉が可能になることもあります。不動産会社に相談してみましょう。


まとめ|夏の部屋探しは“快適さ”重視が鍵!

夏の暑さを甘く見て部屋探しを始めると、内見時にバテて判断を誤ったり、実際に住んでから後悔したりする可能性があります。涼しさ・風通し・エアコンなど、**「夏の住みやすさ」**を重視した物件選びが大切です。

暑い中でも快適にお部屋探しを進めるためには、信頼できる不動産会社と相談しながら進めるのが一番です。大阪市内での賃貸探しは、KindMate(カインドメイト)までお気軽にご相談ください!